8ビット箱

マイコン大百科

昔々、「ケイブンシャの大百科」というシリーズ本がありまして。

で、ケイブンシャの大百科というシリーズ本は、わたしが小学生だった時代にすごく有名で、近所の本屋に間違いなく置いてあって、親にスーパーへ買い物連れていかれたときには、すぐに本屋へ行って親の買い物を待つ、という定番の流れ。 いつも立ち読みさせてもらったケイブンシャの大百科シリーズ。

好きな話題のケイブンシャの大百科本は、何度も何度も繰り返し読んでたから、ほぼ丸暗記。

マイコン大百科

立ち読みでは満足できず、小遣いやお正月のお年玉とかを使って買ったのが「マイコン大百科」、「マイコン大百科ゲーム編」、「マイコン大百科入門編」の計3冊。1982年と1983年に発売された本。

この3冊には、山ほどの夢と希望が満載で、小学生だったわたしの心を完全に鷲掴み状態で、この本からマイコンのことをたくさん学べた、といっても過言ではないくらいに、これも内容ほぼ全部丸暗記。

マイコン大百科

最初のページだけは少しカラーがあるけど、あとは全部白黒のページ、だけど不思議と頭の中で色を想像しながら見てたような気がする。

昔の人は、白黒映画を見て、頭の中で色補正してた感覚に近いのかな。

今もまだ、一度も現物を見たことがない様々なマイコン機種が載っていて、全部スペック丸暗記状態だった。

マイコン大百科

それくらいのめり込んで、この本を何度も何度も読みまくってた小学生時代。

マイコンと言えばマイコンゲーム、と繋がっていくわけで、マイコンゲームが色々紹介されているのもまた心奪われてしまって。

インベーダーとかブロック崩しとか、ゲームセンターへ行って1プレイ100円のゲームが、家にマイコンあれば無限に遊べてしまうなんて、もう夢みたいな話。

そういえば、当時、お金持ちの友達がブロック崩しが遊べるテレビゲームを持っていて、ものすごく羨ましくて。

その子の家へブロック崩しプレイさせてもらうために通ってた懐かしい思い出もあったりするわけで。

マイコン大百科

ところでこの本、なぜかアップルコンピュータのApple ][ゲームがたくさん紹介されていて、自然と「海外のゲームってすごい!」と、子供ながらにして既に洋ゲーへの興味が半端なくなってた。

日本のマイコンもすごい感じがしたけど、アメリカ生まれののApple ][の魅力はものすごかった。

1歩先を進んでいて、ゲームは当初からフロッピーディスクで発売されていて、しかも絵がめちゃくちゃキレイ。

マイコンBASICマガジンでも、Apple ][用のゲーム紹介の部分はすごく華やかで、常に憧れのマシンだったなと今も思う。

マイコン大百科

ちょっと記憶があいまいだけど、たぶん最初にこの本でアップル版「ミステリーハウス」のことを知ったと思う。

アドベンチャーゲームは絵がキレイで、アクションゲームは動きがすごくリアルで、例えばApple ][のピンボールゲームとか見た時にはものすごくびっくりした。

当然ながら、ゲームの画面に出てくる文字は全部英語で、特にアドベンチャーゲームを遊ぶとなれば、小学生時代の自分にとってはちょっと無理かもと思ってたから、Apple ][はやっぱりアクションゲームの方に興味が強かったのは今でも覚えてる。

マイコン大百科

あと、なぜか電子工作の話題も力が入っていて、マイコンとは若干違うけど、当時既にこの本を手にした障害性時代から半田ごて握って色々電子工作作ってたので、そのまますんなりと気にせずワクワクしながら読んでたのを今でも覚えている。

この3冊の中で、一番好きなのは最初に出た「マイコン大百科」。

「エレクトロ・ジャイロケータ」という、カーナビのご先祖様みたいなものが「最新情報」として載っていたりと、未来の夢が満載。

マイコン教室や、マイコンクラブの情報まで、マイコンの何もかもが凝縮された1冊。

こんなの、どうやってドキドキワクワク抑えて読めるのですか、っていう。

マイコン大百科

そしてなぜか、「マイコン大百科入門編」だけが、ページを右から左へめくる形になっていて、他の2冊と表紙・背表紙が逆の状態という。

これは最後まで統一してほしかったなぁ、と思うんですけど。

そして残念なのは「マイコン大百科実用編」というのもあるんだけど、手に入れることができないまま、中も見たことがないまま。

見つけたら買いたいけど、きっとプレ値とかついて買えるような金額じゃないんだろうなぁ……。

これだけがちょっとだけ心残り。

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