8ビット箱

レンタルソフト屋

昔住んでた、家の近所に2軒のお店。 いわゆる「マイコンソフトのレンタル屋」。 今の時代で例えると、CD・DVDレンタル屋みたいな存在。 音楽や映画を貸してくれるお店のように、マイコンのソフトを借りることができる。 そして、ソフトのほとんどはゲーム。 当然、映画と同じで建前上「借りた期間だけ楽しめる」のがルールなんだけど・・・同じ映画を100回観るかは別として、ゲームソフトを借りて返したあと、また何度も遊びたくなる秀作タイトルに出会うことがものすごくあるわけで。 さすがレンタルソフト屋さん、ソフトを貸すだけでなく、とあるソフトは貸さずに売っている。 で、そのソフトは「コピーツール」。 このツールを大枚はたいて買って、ひたすら安い料金でソフトを次々にレンタル。 ちなみにこの「コピーツール」って代物が必要なのは、フロッピーディスクのソフトウェアで、我がPC-6001mkIIなどの場合は、ほぼ全てのソフトウェアは偉大なる「カセットテープ」。 だからとてもシンプルに、ダブルカセットデッキを使うことで簡単に・・・バックアップ、ができてしまう。 ところで、このコピーツールを制作する側。 これがすごい。 その近所にあったレンタルソフト屋さんは、常に人を募集してた。 コピープロテクトを解除できる人を。 新しいマイコンソフトが出る度に、コピープロテクトもちょっと変化して、そのままではコピーツールでコピーができない。 フロッピーディスクの中に記録されたバイナリデータを直接解析して(いわゆる逆アセンブル)、それぞれのソフトに応じたプロテクトを外すモジュールみたいなものを作っていくらしく。 なんとなく、現代のアンチウイルスソフトのパターンファイルみたいな感じかも。 それで、そのプロテクトが外せた人は、レンタルソフト屋さんへ行って、その「外せる方法」を売って、お金にして・・・というのが当時あったらしく。 もっとすごいお店は、店の奥で、そういうすごい人たちがずらりとマイコンの前で、かちゃかちゃと操作していて、何をやってるかっていうと、プロテクト外し。 アルバイトでやってる感じ。今では考えられない光景。

やっぱりカセットテープの方がシンプルで、いいなーと思う。 何も考えず、簡単にバックアップが取れるから。

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