8ビット箱

出会い

Apple Computerのマシンへ興味を抱くようになったのは、小学生のときから愛読してたマイコンBASICマガジンにプログラムや市販ゲームが掲載されていた「Apple ][」の時代から。 市販のアドベンチャーゲームとかは、国産マイコンと比べても異次元の世界。 1980年代からApple Computerのマイコンに憧れがあったことを考えると、今の時点で考えればもう30年以上も前のお話。 本体は買えないからゲームソフト「Lode Runner」のフロッピーディスクだけを購入して、宝のようにずっと仕舞い込んでた(いつの間にかその宝を紛失……)。 当時は、フロッピーディスクの存在もまた凄くかっこよくて、まだまだカセットテープが主流な時代。 Lode Runnerのゲームが1万円近くしてたような気がする(8,000円くらいだったかな)。 輸入されたもので、マニュアルも全部英語で読めないけど、パッケージも凄くかっこよくて、それ持ってるだけでワクワクしてしまう不思議なフロッピー。

すごく感動したのはApple IIgsをお店で初めて見た時。 中身が凄かったことよりも、その外観に惚れまくり。 2008年頃、ようやく中古で手にしたApple IIgsだったけど使い道が無く、電源を入れる機会もほとんど無くなってしまって、結局はオークションで売ってしまった。 買ったときよりもかなり高く売れてびっくりした。

そして、Macintoshと初対面したのは、1988年。 実はこの年は、自分にとって思い出が多くある年なので、結構正確に覚えていたりするわけで。 ベースに強烈な興味を持ってベースギターを買った年。 そのベースを買いに訪れた楽器屋でMacintosh Plusが最初に見たMacintoshで、お決まりのシーケンサ「Performer」が動いてて。 他のお店では初代SEもあったり、当時の自分としては「音楽で使えるコンピュータ」っていうイメージがすごく強かった。 Apple ][ や ][+ 同様に憧れるだけで。 とにかく高額なマシンで、国産パソコンとはかけ離れた価格帯。 本体だけではどうすることもできないので、音楽するなら当然MIDIインタフェースも必要、メモリも増強が必要(当時は1MB増設で2万円くらいだったと思う)、HDDもあった方がいいし(1MB辺り大体1万円くらい)、シーケンサソフトも10万円を超える金額。 あちこちの楽器屋へ足を運んで初心者用の安いベースギターを探してる当時の自分としては、Macintosh購入なんて実現不可能な世界。 (当時はネットで買い物とか、そういうの全く無かった時代なので、「足」が勝負!雑誌の広告の品とか、少し遅れての掲載になるし)

そういう自分でも、ようやくMacintoshを手にしたときの喜びはもう凄くて、なんていうか、何も大したことしてないのに、持っているだけで世界観が変わってしまう(俗に言う「勘違いな人」)という、強力で偉大なコンピュータであったなと思う。

「Macintosh」から「Mac」、「Apple Computer」から「Apple」へ変わったとき、自分が好きだった時代のコンピュータはもう終わったんだな、と感じたわけで。 その「終わる前」の時代で活躍してたMacintoshのことをいろいろ書いてみようかなと。

 [feed]


(C)2013-2021 hide.h all rights reserved. powered by all of my old memories.