8ビット箱

カシオ計算機のサポート

一言で言うならば「感動的」。
大げさでもなんでもなく、個人的に経験した中で他社では得たことがない「丁寧さ」と「親切さ」。

最初に感動したのは2013年。
愛用シンセ「CZ-101」の機能で1部どうしても理解できないところがあって、ネット上でマニュアルがダウンロード出来ないかを探しまわったけど見つけられなくて。 ほぼ諦めてたけど、カシオのサポートへ直接尋ねてみたら、その翌日には説明書をスキャニングしたものを無償でPDFファイルにして送ってもらえた。
それだけでも十分に感動的なのに、添えられたメール文章には「コピーをスキャニングしている関係で判読しづらい箇所がございましたら、お申し出頂きますようお願い申し上げます。」とのこと。 この心遣い溢れるこのフレーズに、カシオの製品を使っている自分までが誇らしく感じてしまうくらいに感動。 心底、カシオ計算機とサポート担当の方々に感謝。

CZ-101は1984年に発売されたシンセサイザ。
これを書いている2015年の今から30年以上も前に発売され、とっくの昔に発売も終了していて、当然ながら全てにおいてサポート外な製品。 それでも、ユーザから問い合わせがあれば、対応できる範囲で対応(しかも今回無償)してもらえた自分としては、「感動的」以外に言葉が見つからない。 その後、CZ-101のメンテナンス(30年以上経っているだけに、鍵盤の調子が微妙なので)もお願いしようかと思って尋ねてみたけど、さすがにそれは対応していただけなかったけど、やっぱりすごく丁寧な返答をいただけて。 今は外部音源としてMIDI繋いで鳴らしているから、鍵盤の状態はあまり気にならないので、これからも使っていくことに。

2013年に感動したことを、なぜ今更ここに書いているのかっていうと、実は今日もまた新たな感動が。 そうなればもう書かずにはいられない、という気持ちに。 (誰も見ていないかもしれないけど。チラ裏ですし。)

そして2015年11月某日。
今回のカシオのサポートさんが感動を与えてくれたのは、愛用サンプラー「FZ」の問い合わせたことで。
ある程度使い方はわかるんだけど、どうにもわからない機能があって、それでまたネット上へ旅立ってみたけど、一応見つけたのは英語版マニュアルをスキャンしたPDFファイル。 一応これで解決はしそうな感じもするけど、スキャニングがあまりに雑で、ページによっては上下逆さまになっていたりと、より一層読みづらさを増大させてしまっている残念な状態。 まさか、もしや・・・そう思って、もう最後の奥の手なんだけど、カシオのサポートに問い合わせてみよう・・・と思い立ったのが夜11時過ぎ。 カシオのサポート用ウェブサイトからメッセージを送信。 とりあえず、雑な英語版マニュアル(PDF)もあるし・・・もう完全にダメ元。

そして翌日の朝、早速サポート担当者さんからメールで返答が。
「取扱説明書(コピー)をご記入いただきました住所宛て、無償にてご送付させて頂きます。」というお返事。 ちょっと、これはもう・・・「すごい」の一言では片付けられない。

一応説明をしておくと、カシオのサンプラー「FZ」は1987年に発売されたもので、わたしが所有しているラック版は1988年に発売されたもの。 既に、これもまたとっくの昔に発売も終了し、サポートも終了している。
こんなにも古い機種を使っているユーザからはもうカシオ的にも利益にならないと思うんだけど、これ程までに手厚いサポートをしていただけるなんて、感動以外に何が生まれるんだろうか?と思うわけで。

1980年代のカシオからは、RolandやYamahaにも負けないような本格的シンセサイザやサンプラーが発売されていたけど、その後は電子ピアノや小型のキーボードばかりをリリースするメーカーになってしまったのが、個人的にはとても残念。 最近、新しいシンセサイザをまたリリースして「カシオはまたシンセ復活か!?」とドキドキして実機を見てみると、今までの小型キーボードにシンセサイザ機能をくっつけたような感じの「見た目」で・・・音は確かに良い感じだったけど、今のところ「買おう」というまでには至らず。 ただ、少しずつまたカシオのシンセサイザ(PD音源で!)がCZシリーズみたいな感じで復活したら、絶対に買うと思う。

家の中を見渡してみると、何気にカシオ製品がたくさんあったりすることに、今更ながら気づいた。 カシオの時計(腕時計&置き時計)がいくつもあるし、今回の楽器(以前はドラムマシンRZ-1持ってたけど、唯一カシオ製品で手放してしまった)、ポケコンPB-100とかPB-300とか、デジカメ、そして計算機(電卓)も複数個。 不思議と自分の中ではカシオ製品は買い換えることはほとんどなく、壊れるまで使っている事が多くて。 モノがどんどん使い捨てになっている時代だけど、カシオのこの姿勢は古くて新しい、これから変わっていく、戻っていく必要のある考え方ではないだろうか、と個人的に強く思う。

ここはチラ裏の落書きというコンセプトのページではあるんだけど、とても感動したので書き留めておくことに。

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